株式会社musyoku

Client

株式会社musyoku

Scope

  • 名刺

  • 資料

株式会社musyokuは、人材紹介事業の成長支援と、企業の採用支援を手がける会社です。課題の特定から戦略設計、現場での実行・改善まで一貫して伴走し、支援終了後も成果を生み出せる仕組みを組織の中に残すことを大切にしています。

PROCESS

複雑な事業を整理し、
「何をしてくれる会社か」が伝わるブランドツールへ。

株式会社musyoku様の営業資料・名刺のデザインを担当しました。

musyoku様が展開するのは、人材紹介事業の成長を支援する「人材紹介事業コンサル」と、
企業の採用活動を支援する「採用支援」の2つの事業。

今回の制作では、単に情報をきれいにまとめるのではなく、
「musyokuは何をしてくれる会社なのか」を初めて見る人にも理解してもらいながら、
Webサイトから続くブランドの世界観を一貫させることを重視しました。

「結局、何をしてくれるのか」が伝わりにくい。

制作前のヒアリングで見えてきた大きな課題は、
事業の価値を一言で理解してもらうことの難しさでした。

「人材紹介事業コンサル」「RPO」といった言葉は、それぞれが指す領域が広く、
名称だけでは具体的な支援内容をイメージしにくい。

さらに、musyoku様のお客様自身も、

「売上が伸びない原因がわからない」
「採用のどこを改善すればいいかわからない」
「そもそも、何が課題なのかわからない」

といった、“わからないことがわからない”状態から相談されるケースが多いことがわかりました。

そこで今回の営業資料では、サービスを一方的に説明するのではなく、
まず顧客が抱えている状況を可視化することから設計を始めました。

問題を見つけ、現場で変え、
会社の中に仕組みを残す。

ヒアリングを通して見えてきた、musyoku様に共通する支援姿勢。

それは、課題が明確になった状態から解決策だけを提示するのではなく、
「そもそも何が問題なのか」を見つけるところから現場に入り、実行し、
支援終了後も成果を生み出せる状態をつくることでした。

この考え方を、営業資料と名刺双方のデザインを考えるうえでの軸としました。

サービス説明ではなく、
顧客の「わからない」から設計する。

営業資料では、

問題 → 課題 → 打ち手

という流れを基本構造に設定。

たとえば人材紹介事業コンサルでは、単に「CA教育を支援します」と説明するのではなく、
スカウトから内定承諾までのプロセスを分解。

どこで候補者を逃しているのかを可視化することで、
感覚的だった事業課題を具体的に捉えられる構成としました。

また採用支援では、「何をどこまで任せられるのか」という疑問に対して、
支援範囲やプロセス、最終的に会社へ残る仕組みを視覚化。

専門的なサービスだからこそ、長い説明に頼らず、図解を見ればサービスの全体像が理解できることを意識しています。

情報量は多く。
でも、複雑には見せない。

人材・採用領域では、課題や支援内容を正確に伝えようとするほど、
資料内の情報量が増えていきます。

そこで、余白を大きく取りながら、数字・図解・短いコピーを中心に情報を構成。

1ページにつき伝えるメッセージを絞り、
読み込まなくても要点を追える営業資料を目指しました。

また、Webサイトですでに形成されていたミニマルな世界観を引き継ぎ、
モノトーンを基調としたデザインに。

資料単体をきれいにするのではなく、Webサイト、営業資料、名刺を並べた際にも、
同じ会社のブランドとして感じられることを大切にしています。

説明する名刺ではなく、
musyokuを思い出す名刺へ。

名刺制作では、横型・縦型、自己紹介の有無など複数の方向性を検討しました。

最終的に採用したのは、Webサイトとの親和性が高い縦型デザイン。

商談や紹介など、すでに事業内容について説明した後に渡す場面を想定し、
名刺上でもサービス内容を細かく説明するのではなく、
ブランドの印象を残すことを優先しました。

裏面には、Webサイトでも使用されているブランドメッセージ、

「すべての組織に、覚醒を。」

を大胆に配置。

営業資料が「理解」を担い、名刺が「記憶」を担う。

それぞれのツールの役割を分けることで、
事業の分かりやすさとmusyokuらしいブランド表現の両立を図っています。

ツールが変わっても、
「らしさ」は変わらない。

今回制作したのは、営業資料と名刺という2つのツールです。

しかし、目指したのはそれぞれを個別にデザインすることではありません。

Webサイトで形成されたブランドの世界観を起点に、
営業資料では「何をしてくれる会社なのか」を伝え、
名刺では「どんな会社だったか」を思い出してもらう。

接点ごとの役割を整理しながら、一貫したブランド体験へつなげました。

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